はじめに｜子どもとの会話にハッとさせられた夜
先日、娘との何気ない会話の中で、思わず胸が熱くなる出来事がありました。
それは、たった一言で——
私自身の子育てを見直すきっかけになったのです。
突然の腰痛。でも何も言わなかった私
ある日の夜、急に腰が痛くなりました。
「運動不足かな？」とストレッチをして早めに寝たものの、翌朝はさらに悪化。
寝ても起きても痛くて…。
それでも、家族には何も伝えずに過ごしていました。
痛みが続いた2日目の夜。
「イテテテ…」と横になった瞬間、娘が不思議そうに聞いてきました。
「いつから痛かったの？今日？」
「昨日かな。言ってなかったけど」と私が答えると…
「なんですぐ言わなかったの？これからはすぐ言ってね？
○○ちゃんは、ママの味方だよ？」
この言葉に、私はもう、涙が出そうでした。
伝えていた言葉が、ちゃんと届いていた
ハッとしたのは、この「味方だよ」という言葉
実は私が娘に日頃から伝えていたことだったということ。
「何かあったら、すぐ言ってね」
「ママは○○ちゃんの味方だよ」
そう声をかけていた私の言葉が、しっかり娘の中に残っていたんです。
子どもって、想像以上に親の言葉を聞いています。
その中でも、こうやって自然と出てくる言葉になってるっていうことは
この子の中でも、記憶に残る言葉だったということ。
もしかしたら娘は、学校や友達との関係の中でも、この言葉を使っているかもしれない。
そう思うと、親が日々どんな言葉を選ぶかって、本当に大切なんだなと感じました。
育児で一番大事なのは、「心配」じゃなく「信じること」
今回のことで、私は改めてこう思いました。
我が子の外での様子を心配するのではなく
自分ができる範囲での育児を、自分が楽しむことだなと。
子どもは親の姿勢を見て育つ。
だからこそ、まずは自分自身を信じ、自分の味方でいることが大前提。
不安や焦りが育児に出てしまうのは
自分への信頼がぐらついているサインかもしれません。
やはり、自分ができていないと
心配、不安が育児においても優先してしまうと思うんです。
子どもは、やがて親の手が届かない世界に進んでいく。
だからこそ、親にできることはただ一つ。
「何があっても、あなたを信じているよ」
「いつでも味方でいるよ」
この姿勢を、ぶれずに持ち続けたい。
何があっても信じているし、何があっても味方でいる。
だから、何かあったらすぐ話してほしいし
抱え込まないでほしい。
こう言うことを、しっかり我が子の目を見て伝える。
それだけで、子供は
自分を信じて外の世界でたくさんのことを、経験することができる。
ときには、泣くほど辛いことがあるでしょう。
ときには、ニヤニヤが止まらないほど幸せだと感じることもあるでしょう。
あなたが経験したたくさんのことを
これから、我が子も我が子なりに経験していくのです。
何があっても帰れる安心できる場所がある。
親はそういう存在であれば、子供は満たされるはずです。
だから、伝えていきたい。
親である私たちがもっともっと自分を愛し、信じ
自分の人生に夢中になってほしい。
その姿を見て育った子供は、きっとこう思うはずです。
「大人って楽しそう」
「私も早く大人になりたいな」
そのためにできる、小さなステップ３つ
① 今日の自分に「おつかれさま」を伝える
自分に優しい言葉、かけていますか？
子どもに言っている言葉を、自分にも言ってみてください。
ワーク：「今日はよくがんばった」と思えることを、3つ書き出してみよう。
② 子どもに伝えたい“魔法のひとこと”を決める
「ママは味方だよ」
「何があっても大丈夫」
そんな言葉が、子どもにとってのお守りになります。
ワーク：これから意識的に伝えていきたい “我が子へのひとこと” を1つ決めてみよう。
③ 自分の心をあたためる時間を持つ
ママだって、ひとりの人間。
「自分に戻る時間」を持つことが、心に余裕をくれます。
例えば・・・
・10分だけ好きな音楽を聴く
・あたたかいお茶をゆっくり飲む
・日記を1行書いてみる
まとめ｜子育ては、自分を生きることから始まる
・親の言葉は、想像以上に子どもに届いている
・子どもは、親の言葉を“真似る”だけじゃなく、“生きる”
・子育ての根っこは、「自分を信じる姿を見せること」
・「心配」よりも「信じる育児」を
・親である私たちが、自分の人生に夢中になることが、最高の教育になる
子どもに「自分を信じて生きていいんだ」と思ってもらいたいなら、
まずは私たち親自身が、自分を信じて生きていこう。
そうして紡いだ日々が、
きっと未来で「あたたかい記憶」になるから。
今の自分をより愛せるように
セルフラブセッション、数秘鑑定など行なっています。
お希望の方は、お問い合わせ窓口または各SNSのDMまでご連絡ください。
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