昔の私は、とにかく「愛されたい」って気持ちが強かった。
誰かに愛されることでしか、自分の価値を感じられなくて。
恋愛も、自分を満たすための手段みたいになっていて、
本当の意味で人と向き合うことができていませんでした。
そんな私が、ある経験をきっかけに、
少しずつ「本当の愛」や「自分を大切にすること」
の意味に気づいていきます。
これは、そんな過去の自分への手紙のような、気づきの記録。
恋に悩んでいたあの頃の私と、同じように悩むあなたへ届けたい物語です。
「好きって言ってくれるから」始まっていた恋愛たち
いま私は、30代半ばで
ありがたいことに
優しい夫にも、かわいい子供にも恵まれ
毎日幸せに暮らしているけど
10代や20代の頃の私は
めちゃくちゃ承認欲求が強くて
だれかにそこを埋めて欲しくて
常に彼氏がいる状態でした。
でも、本気で好きなわけじゃないから(ごめんなさい)
やっぱり埋まらなくて
別れては、また好きと言ってくれる人と付き合って
そんな繰り返しで。
そんなわたしも
20代になって結婚を意識するようになってから
ちゃんと人を好きになりたいと
思うようになってきて。
でも、根本が拗らせているから
相手に求めてしまうばかりで
本当に恋愛は、うまくいっていませんでした。
周りからも「絶対に結婚遅い」と言われていたなあ。

泣いてばかりの恋。それでも離れられなかった私
22歳の頃の私に、遡ります。
この頃の私は、1歳下の大学生と付き合っていました。
私は、社会人1年目。
ライフスタイルも違えば
こっちは1年目で、彼は就活生&最後の大学生活。
価値観も段々変わってきて
最初の頃の2人ではない気もしていて
その数ヶ月後、彼の浮気が発覚。
人生初の体験だった私は
それはそれは泣きました。
信頼していた人に裏切られる
ってこんなに辛いんだっていいうのを体感しましたね。
大切だよって、好きだよって
今まで言ってくれてたのは
全部嘘なのかなと思ったりもして。
たくさん泣いて、相手を自分を責めて
そこで別れればいいものの
一度許してしまったんですよね。。。
すきになった方が負けってこういうことだなと。
そこからは、彼の言動は改善してくれたけど
なんと、、、
裏では続いていたんです。
さすがに友人たちには
「もう別れな」ってめっちゃ言われて
それでも悩んでいたわたし。

「誰かに埋めてもらいたい」から「自分を見失う恋」へ
いま、振り返って思うのは
そのくらい好きだった というより
「ただの執着だった」のかなと思うんですよね。
この時の私は
だれかに愛されたい
だれかに必要とされたい
ということで、存在価値を見出していたから
わたしより違う人を選ぼうとしている彼を
手放す勇気がなかった。
その後、さすがに仕事に支障をきたすほど
メンタルをやられていたので、自分から別れを告げました。
でもそこから、結構引きずってて。
今思うとなんでそんなに?と思うほど
最低な人だったんですけど。
若気の至りというか。
そんな経験している方、多いんじゃないですか?
なんであんな人好きだったんだろ〜っていう恋愛。
傷ついた経験が教えてくれた「セルフラブ」の大切さ
でもきっとその経験も
「自分が創り出した」ことなんだなと今では思うんです。
外側の現象は、内側の反映だから。
彼の浮気、裏切り、嘘。
そこから私は
・なんで裏切るの?
・なんで嘘をつくの?
・なんで傷つけるの?
・なんで愛してくれないの?
・なんで特別扱いしてくれないの?
などの感情が湧いていたんだけど
これ全部自分が自分にできていなかった
ことなんだよね。
だれかに愛されたい
だれかに必要とされたい
だれかの特別な存在でいたい
など、自分以外のだれかに
やってもらおうとしていた。
でも、セルフラブを学んだ今の私は
「自分で自分を愛すること」「自分で自分を認めること」
「自分で自分を信じること」が何よりも大切
ってことを知ったから
それができるようになると
人間関係はもちろん変わるし
不足感もなくなるし
自分で自分を満たせるようになる。
だからきっと浮気するような男も
好きにならないだろうし
仮に浮気するような男だったら
そんな人、自分に見合わないと思って
すぐに別れるって選択ができていただろうなと。

だから、娘に伝えられること
「あーーー若い頃知りたかったなーー」
って思うから
だから今、わたしは娘に
「だれよりも自分を大切に」
ということを伝えています。
自分はどうしたい?って問いだったり
自分がいいならいいんだよ。
比べるのは他人じゃなく、過去の自分だよ。
などの声がけだったり。
特に女性は、心の自立が大切だと思うから。
だれかに埋めてもらうのではなく
自分で自分を愛せる人になって欲しいから。
自分を傷つけるような人を
手放す勇気を持っていて欲しいから。
若い頃の経験も
こうやって我が娘に伝えられることに
繋がっていると思うと
無駄なことなんて一つもないですよね。
まとめ
「だれかに愛されたい」と思っていた私が、
実はずっと「自分自身からの愛」を欲しがっていた。
そんな気づきが、私の恋愛や人間関係を少しずつ変えていきました。
そして、心の拗らせ期を経て
なぜ私が25歳で理想のパートナーと結婚できたのか。
次回の後編では、当時の私が無意識にやっていた
【幸せな結婚につながった2つの行動】についてお話しします。
運命のような出会いも
「実は自分が引き寄せていた」かもしれない——
そんなことを感じられるお話です。
▶︎ 後編はこちらから読む
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